2019年の台風被害により休業していた日原鍾乳洞が、2020年7月9日、いよいよ営業を再開。およそ9か月に渡って入ることができなかった日原鍾乳洞に、さっそく遊びに行ってきました。

奥多摩観光の両翼といっても差し支えないであろう、奥多摩湖と日原鍾乳洞。その日原鍾乳洞の魅力と、周辺のマイナースポットをご紹介しようと思います。

日原鍾乳洞が営業を再開!注目すべきポイントはここだ!

神秘の大宮殿と称される日原鍾乳洞。その見どころはどんなところでしょうか。

1.あからさまに涼しい!

受付でチケットを購入し、小さな橋で渓流を超えると、地底への路が口を開けて待っています。一歩踏み込んだ瞬間に感じるのは空気の冷たさ。

洞窟の奥深くから噴き出してくる風は年中いつでも11℃。ひんやりさわやか、絶妙に気持ちいい空気です。

2.岩肌の形状

洞内に入ると、右も左も岩岩岩。ちょっと見るとただの岩だけど、壁と言う壁をよく見た方がいいです。

鍾乳洞は地下水が石灰岩を侵食してできたもの。長い年月をかけてちょっとずつ広がった様子を想像していると、とてもワクワクしてきます。

こんな形になる?っていう複雑な形状もあちこちに見られます。案内板のある特別なポイントだけを見てると、損です!

3.水琴窟の澄んだ音色

洞内中程に、水琴窟という場所があります。ここの地中には水を張った瓶が埋められていて、その中に水滴が落ちると神秘的な音色を奏でるのです。

ほの暗い空間に響く澄んだ音色に耳を傾けていると穏やか~な気持ちになれますよ!

4.死出の山・さいの河原

鍾乳洞前半のクライマックス。死出の山とさいの河原は、地中とは思えないスペクタクルな大空間が広がっています。カラフルにライトアップされた幻惑スポットでもあります。

階段をグーっと登りきると縁結び観音があり、観音様は霊験あらたかでよろしいのですが、周りに山積みにされたお守りや小銭がちょっぴり怨念を感じさせて怖いです。

5.冒険心をくすぐる入り組んだ新道

日原鍾乳洞後半は、入り組んだ新道です。屈まないと進めないような狭い通路が続く、昇り降りの激しい立体的な構造です。

階段が整備されているのでおおむね大体普通に進めますが、急な階段をのぼりながらふと下を見ると、完全に落ちたら死ぬ高さ(危険な場所はフェンスがあります)。

ドラクエのダンジョンは優しいんだなぁって思いました。

6.スペランカーは死んで当然

スペランカー、ご存じでしょうか。ファミコンのソフトのタイトルです。

洞窟探検するんですけど、膝上くらいの穴に落ちると死んだり、下り坂でジャンプすると死んだりするので、主人公が貧弱なことで有名です。

しかし、日原鍾乳洞を体験したあとはきっと考えが変わります。洞窟内の下り坂でジャンプなんかしたら無事に済むはずがない。

洞窟の奥深くで捻挫でもしようものなら、もう生きて戻る事なんかできないでしょう。

日原鍾乳洞は後半の新道があるおかげで、そのことがよ~く分かります。ここでふざけてると死ぬな…っていう場面が何度かあります。

いいですか?スペランカーが貧弱なんじゃなく、マリオが丈夫過ぎるんですからね!

日原の魅力は鍾乳洞だけじゃない!このマイナースポットも見ろ!

日原は、奥多摩町の北部にあたる地域です。鉄道はなく、道路でのアクセスは奥多摩駅方面から伸びる日原街道のみ。

山塊に囲まれた独立感のある地域で、奥多摩の他の地域とは少し違った空気を放っています。

この日原の観光の中心と言えばもちろん日原鍾乳洞ですが、見るべきところはそれのみではありません。

日原鍾乳洞に行ったらついでに押さえたい、マイナースポットの数々をご紹介します。

1.梵天岩・燕岩・籠岩

日原鍾乳洞の外には、三つの奇岩があります。え~?岩ァ?と思うかも知れませんが、鍾乳洞から徒歩で観覧できますので、是非見て行ってください。

梵天岩は天を衝くかのような、細長い岩です。高さは約90メートルあるそうで、なんでこんな形になるのか不思議です。

燕岩、籠岩は梵天岩の対岸にそびえる巨大な岩壁で、道路に覆いかぶさるようにオーバーハングしていて、圧倒的な迫力があります。

東京都とは思えないような…っていうか、日本じゃないみたいな光景です。

2.日原鍾乳洞売店

鍾乳洞横にあるこちらの日原鍾乳洞売店では、軽いお食事を摂ることができます。川魚やとろろ飯、刺身コンニャクなどを出しています。

また、カレーライスやラーメンは絶妙に普通で普通な普通においしいやつなので、普通においしいです。

※2020/7/19現在一部のメニューの提供を休止しているようです。再開時期は不明です。

3.稲村岩

鍾乳洞からは少し離れますが、日原の集落から稲村岩が見えます。稲村岩は鷹ノ巣山から日原へ下る尾根の突端にあたる、巨大な岩山です。

日原川沿いの開けた視界の中に堂々とそびえる姿は荘厳で、信仰の対象となったこともうなずけます。

日原集落は道も狭く、気軽に車を停められる場所がないので、自家用車で来た場合はじっくり見るのは難しいかも知れません。

4.日原集落

日原集落そのものも、散策してみるとすごく楽しい場所です。

山の斜面に家が建ち並んで、その隙間には狭い階段の路。合間に小さな畑があって、遠くに視線を投げると渓谷と稲村岩。

全体が長沢背稜の南面に当たり、日当たり良好なので、明るくてさわやかな雰囲気です。

萬寿水(谷の対岸から引かれた湧水)、古い神社、廃校など、エモーショナルな風景が詰まっています。

中でも、奥多摩工業日原独身寮跡は廃墟マニア垂涎の名スポットです。

5.食彩キッチン メイフライ

日原集落から更にもっと下ってくる(奥多摩駅方面へ戻る)と、TOKYOトラウトカントリーという管理釣場があります。

その中にあるレストランが食彩キッチンメイフライ。ピザやパスタのおいしいお店です。

テラス席からは渓流の様子を眺めることができて、それだけでも贅沢な時間です。

釣場利用者以外でもご利用になれます。

日原鍾乳洞へ行くための100の方法

それでは、日原鍾乳洞へのアクセス方法を解説いたしましょう。

最寄り駅である奥多摩駅までは自力でたどり着いている前提でお話しします。

1.バスを使う

奥多摩まで電車で来た人のファーストチョイスはこれでしょう。

奥多摩駅から西東京バスで約30分です。

ただし、平日は鍾乳洞行きで鍾乳洞の前まで行けますが、土日・休日・8月は遥か手前の東日原バス停までしか行けず、そこから徒歩25分という鬼畜仕様です。

多分ですけど、東日原以降は道が狭く、休日の交通量だとバスの運行が困難なんだと思います。平日に行くのがおススメ。

2.自家用車で行く

自家用車の場合、青梅街道から日原街道へ入り、そのまま10kmほど走れば到着です。

途中道幅の狭い箇所が多くあり、すれ違いも困難です。

軽自動車でも、そこそこ神経を使いますので、運転に不慣れな方はかなり慎重になった方がいいかと思います。

夏休み期間になると、駐車場待ちで長蛇の列ができ、1時間以上の待ち時間になることもあるようです。平日に行くのがおススメ。

3.俺はタクシーで行く

奥多摩駅にはタクシーはほとんどいません。休日になると1台だけ停まっていますが、なかなか、目にすることすら難しいと思います。

タクシー利用の場合は事前の予約が必須ですね。

4.自転車で行く

日原街道をロードバイクで走っている方、けっこういます。

奥多摩駅からの距離は約10km。平地であれば20~30分もあればたどり着くでしょうか。

しかし、実際は標高差がおよそ300メートルありますので、けっこう気合入れないと厳しいと思います。

気合い入れて登り切って、汗だくで涼しい鍾乳洞に入るのは気持ちよさそうですね。そして帰りは楽勝です。

5.歩いて行く

やめましょう。

6.レンタサイクルで

奥多摩駅近くにはレンタサイクルのお店「トレックリング」があります。

こちらでレンタルしているのは電動アシスト自転車ですので、上り坂でも楽々です。

自転車なら渋滞も関係ないし、途中の景色ものんびり楽しめます。

7.レンタル電動バイクで

奥多摩駅から徒歩4分のところにございます、当店こと電動バイクレンタルショップE2ringが、なんといっても断然断トツで群を抜いて最高のオススメですのでご紹介させていただきます(PR)。

E2ringでお貸ししているのはブレイズスマートEVというとっても小さいバイクなので、バイク慣れしてなくても大丈夫。

日原までの上り坂も(多少失速しますけど)楽ちんに登れます。

車だと通り過ぎるだけのマイナースポットにも気軽に立ち寄れる点は自転車と同様ですね。

大きい乗り物だと止まるのおっくうになるんですよねぇ。日原を十全に味わいたいのなら、小さい乗り物が好適ですよ~。

日原鍾乳洞はスリルとロマン

日原鍾乳洞のある奥多摩へは、都心から2時間弱で行くことができます。そこからバス等での移動を考えても、大した距離ではありません。

この手軽さを考えると、東京都民にとって日原鍾乳洞の価値って破格だと思いませんか?

こんな近くで、気軽に、ロマンとスリルを味わえる場所は他にありません。もうホント、ディズニーランドか日原鍾乳洞かって感じですよね(白目)。

東京都内や近郊にお住いの方、せっかく近いんだから行かないと損ですよ!近所のスーパー行くくらいの感覚で、気軽に気楽にレッツゴー!

あと、できれば交通手段にはE2ringの電動バイクをよろしくお願いいたします。

営業情報

日原鍾乳洞

営業時間
4/1~11/30 9:00~17:00
12/1~3/31 9:00~16:30

営業日
1/4~12/29

入場料金
大人800円
中学生600円
小学生500円

TEL:0428-83-8491

日原鍾乳洞売店

営業時間
10:00~

不定休

TEL:0428-83-8493

食彩キッチンメイフライ

営業時間
10:30~17:00

月曜定休

TEL:0428-83-2788

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